パーソナルカラーってそもそもどういうもの?
パーソナルカラーについて、まずは基本的なところから。
肌の色・質感、お顔の輪郭、目鼻立ち……十人十色、どれも人それぞれ違いますよね。
そういった人それぞれの特徴と調和し、その人を魅力的に見せてくれる色のことをパーソナルカラーと言います。
“その人の性格・雰囲気に似合う色”とは違い、あらかじめ決まった指標で判断されるので、感覚的なものではなく意外とロジカルなものなんですよね。
一般的にパーソナルカラーとは“第三者から見て似合う色”でかつ”複数の色”のことを指します。
その色を身につけた時に、大多数の第三者から「似合う」「感じがいい」と良い評価を受ける色のグループがパーソナルカラー。
ちなみに、“調和する色=肌の色に似た色”という認識をされていることが多いのですが(これが本当に多い!笑)
実はそうとも限らないんです。
そこら辺のお話はまた後々。
そして、これも間違った認識として多いのですが、
“「あなたは○色が似合います。」というもの=パーソナルカラー”という認識。
例えば、同じ赤と言っても唐紅だったりワインレッドだったりカーマインだったり……たくさんの赤がありますよね。
その中でどのくらいの調子の色が似合うのかをそれぞれの色相で見ていくのがパーソナルカラー。
なので、実際の診断では「赤だったらこんな色。青だったらこんな色。黄色だったら……」というようにその人に似合うカラーを見分けてグループを作っていく形になります。
診断方法としては、似通った調子の色を春/夏/秋/冬と四季に当てはめてグループ化し、どのシーズンに似合う色多いかを診断する方法(4シーズン分類法)が最もよく知られています。
パーソナルカラー、知ってどうなる?
パーソナルカラーとは”第三者から見て似合う色”だと先述しました。
これによって発生する問題……
パーソナルカラーについて興味がある方はぶつかったことがあるのではないでしょうか。
そうです。”好きな色が似合わない問題”
「パーソナルカラーを気にすることで身につける色が縛られるなら、知らなくていい。」
なんて意見、よくお伺いします。
わかります。自分の好きな色、身につけていたいですよね。
そんな方でもパーソナルカラーを知っておくメリットはあるんです……というかメリットしかない!
ので、パーソナルカラーがどのような効果をもたらしてくれるのかを以下ご説明いたします。
パーソナルカラーの効果
パーソナルカラー(似合う色)を身につけることによって得られる代表的な効果としては
・血色が良く見える ・色白に見える ・シミやシワが見えづらくなる ・小顔に見える ・華やかに見える ・落ち着いて見える ・肌にハリツヤが出て見える ・肌が滑らかに整って見える
などがあります。
似合わない色だとこれらと逆の効果、
・不健康に見える ・黄ぐすみして見える ・顔の中の影が目立つ ・顔が膨張して見える ・派手に見える ・地味に見える ・肌がたるんで見える ・色ムラが目立つ
などが生まれてしまいます。
つまりパーソナルカラーを知っておけば、メイクなどで大きく手を加えなくても
ありのままの自分を魅力的に見せることができるんですね。
メイクをする時間がない時でもこれさえ身につけておけば大丈夫!を教えてくれるのがパーソナルカラー。
そしてパーソナルカラーは“第三者から見て似合う色”なので、大事な商談やパーティーなど初めましての方が多い場面で相手に好印象を与えてくれる役割があります。ここぞ!という場面で身につけるのがとてもおすすめ。
逆に、似合わない色を知ることによって
「この色の服を着るなら地味に見えてしまうから今日のメイクは少し華やかにしとこうかな。」
「この色の服だと顔が黄ぐすみしちゃうから今日は青みのコントロールカラーを仕込もうかな。」
なんて苦手な色でも自分で調整して似合わせることも可能になるわけです。
パーソナルカラーの服/コスメしか身につけちゃダメ、なんてことはないんですね。
自分の好きな色はそのまま身につけてていいんです。
もしそれが似合ってない色ならばどうやって調整したらいいのか?を教えてくれるのがパーソナルカラー。
いかがでしょう。
パーソナルカラーの魅力、少しでもお伝えできたでしょうか。
これからもっとたくさんパーソナルカラーの魅力を伝えていけたらなと思っております。
お読みいただきありがとうございました☺︎