パーソナルカラーのシーズン分類について【どのタイプの診断がいいの?パーソナルカラー分類法の解説】

パーソナルカラー。
SNSや雑誌、コスメコーナーなどで今や見ない日はないほど広く浸透してきましたね。

イエベ/ブルベ。
Spring/Summer/Autumn/Winterの4シーズン分類。

左上から順にSpring・Summer
Autumn・Winter

よく見るしなんとなくこの色はこのシーズンだってわかるよー!って方が増えてきているのではないでしょうか。

いろんな診断方法があるけど、どのタイプの診断がいいの?

パーソナルカラー分類法、4シーズンはもちろん、1stシーズンと2ndシーズンがあったり、12タイプや16タイプなどもありますね。

「診断を受けようかなと思って検索してみたけれど、いろんな診断方法があるなあ。どの診断方法のサロンがいいの?」

なんてお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか?

また、すでに診断を受けられた方でも

「1stはこのシーズンで、2ndはこのシーズンだから……結局どの色を選んだら良いの〜?」
「○○タイプって診断されたけどこの色はなんか似合わない気がする!」

“診断を受けたことによって逆に複雑化”なんてケースもよく見られます。

そうなることも無理はないんですよね。

実はパーソナルカラー診断において重要なのってシーズン分類ではなく”色の4属性の似合う調子”を知ること。タイプが多ければいいってものではないんです。

「シーズン分類が重要じゃない?」
「4属性?なにそれ初めて聞いた!」

イエベ/ブルベ、シーズン分類ばかりがフィーチャーされているのでそれが一般的な反応だと思います。

ですが、パーソナルカラーはこの「色の4属性」で成り立っていて、この属性の調子がどのくらいが似合うのかさえ抑えておけば色選びに迷うことはないんです。

色の4属性

ではその4属性とはなんなのか。

それは「色相」「明度」「彩度」「清濁」のことです。

色相・明度・彩度の3つは聞き馴染みがある方が多いのではないでしょうか。

色彩学において「色の3属性」と呼ばれており、この3つがあれば色を表示できると言われています。

  • 色相:パーソナルカラーにおいての色相はいわゆる“ベース”のこと。黄み寄り(イエローベース)/青み寄り(ブルーベース)かの違い
  • 明度:明るい色/暗い色かの違い
  • 彩度:鮮やかな色/シックな色かの違い

そこにパーソナルカラーでは4つ目の属性「清濁」が加わります。

  • 清濁清色(澄んでクリアな色)/濁色(濁ってソフトな色)かの違い

(それぞれの属性においての顔の見え方の違いについてはまた後日お話しさせていただきます。)

この4属性の調子が”似通ったまとまり“が4シーズン分類だったり12タイプ、16タイプだったりするわけです。

つまり、4属性があってのシーズン分類なんですね。

なので、冒頭に申し上げたようにシーズン・タイプ分類が重要なのではなく、

重要なのはあくまで4属性それぞれの似合う度合いを知っておくこと。

これを知らないままシーズンタイプだけ診断されてしまうとパーソナルカラー迷子になりやすい、というわけです。

例えば
【青み寄りのイエローベース/やや高明度/中彩度/清色】が得意なSpringさんが、
【黄みが強いイエローベース/中明度/高彩度/清色】のSpringの色を身につけると
「Springの色を選んだはずなのに何だか似合ってないな」となるなど。

4属性の重要さ、ご理解いただけたでしょうか?

次回以降は4属性それぞれがもたらすお顔の見え方への効果や各シーズンの特徴など、少しずつお話ししていこうかなと思っております。

ここまでお読みいただきありがとうございました☺︎